見えない

年々、見えないことに不安や恐怖といった感情が生まれてしまいます。

この先に何が潜んでいるのか、何が待ち受けているのか、どこに行きつくのか、どこにも行けないんじゃないかとか。

わくわくドキドキがめっきり減ってきているんですね。

きっと進むことに慎重になっているんだけれど、それは若いころほどやりたいことに割ける時間が少なくなってきているから失敗したくないんだと思います。

失敗することが時間の無駄になっていき、それだけ自分の可能性が目減りしていっているのかと。

十回やって十回成功するために、入念な準備と計画をもってことにあたろうとした検討した結果、先が見えないから「今回は保留ということで・・・。」っていってやめちゃってたりします。

一番避けたい結果は、何もしなくて、振り向いても引き返せない状況になること。

それを割けるには、失敗を恐れずチャレンジし続けること。

時には準備と計画はほどほどにしておいて、ぴょんと飛び出すてきとーさが必要かな。

なぜそんなことを書くかというと、いま作っている靴のスクイ縫いがなかなかうまくいかずビビっているからです(笑

20160420.jpg

スクイ縫いっていうのは、アッパー(甲革、足を包んでいる部分)と中底(足の裏に当たる部分)とウェルトと呼ばれる本底(地面に当たる部分)を縫うためのものを一緒に縫いつけることです。

スクイ針で3っつを同時に穴を開けて、加工した布団針でチャン(松ヤニ)を塗って強度が増した糸で縫い合わせていくんですが、穴あかない!針通らない!指に針刺す!なんかしらんけど右手の指から血がでてる!なんでやねん!ってブルーになっています。

なんとか片足は縫いましたが、スクイ針がご臨終となりましたので来週購入してから再開となります。

5月のクールビズには間に合わせたかったけど、無理。

6月中には完成させたい。

20160420_01.jpg

こんな顔の子になります。

>>の*みさん。

2度押しありがとうございます(笑

自然体であることがやっぱり大切ですよね。

そうなるためには、考えることをやめて、感じた通りに行動すること。

「考えるな、感じるんだ。」ブルースリー的思考でいきましょう。
2016-04-24 : My girlfriend and shoes of us. : コメント : 0 : トラックバック : 0
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必要なこと、必要でないことは多くない

人を理解したい、人に理解されたいという気持ちを捨てました。

そして、人を理解したくない、人に理解されたくないという気持ちも捨てました。

すると、肩の力がするっと抜けて体が自由になったように軽やかです。

目先のことしか見えなかったけど、少し遠くまで見えるようになりました。

最近は他人の笑顔が素敵に見えます。

自分もついつい笑顔になっちゃう。

なんだかいい感じです。

20160414.jpg

理解したい、理解されたいという気持ちと、理解したくない、理解されたくないという気持ちを両方捨て去る。

これ大事。
2016-04-16 : イラスト : コメント : 2 : トラックバック : 0
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Made Again 12 (下へ)

約一年ぶりの続き

前回まではここ

ざっくりとあらすじ

部屋でうたた寝をしていた女。
目が覚めると暗闇の洞窟で倒れていた。
謎の声と不気味な音に追い立てられて彼女は逃げ出した。
洞窟から抜け出すとそこは荒野であった。
洞窟からは煙が溢れ、あやふやな形となってさらに彼女を追いかけた。
彼女は目に留まった異形の建築物へ逃げた。
その建築物の奥の部屋に入ると、見覚えのある酒場であった。
追いかけてきた煙と対峙した。
あやふやでかみ合わない会話が続いたあとで、室内にあったアンプから声が聞こえた。
彼女は助けを求めてアンプに飛びついた。
アンプは砕け、内部の真空管に彼女は吸い込まれた。
煙は膨張して真空管を優しく包み込み世界を取り込む。

〜巨大な塔編〜
真空管に取り込まれた彼女はすべて分解され、再び構築されて違う場所に辿り着いた。
そこは巨大な塔の廊下であった。
目が覚めるとラジオに手足が生えたような者が彼女を介抱していた。
その者はスティーブと名乗った。
スティーブは記憶を失くしていた。
彼女も記憶を失くしていたが、マリーと仮の名を名乗った。

二人は出口を求めて暗闇の通路進んだ。
途中でランタンを持った老人三人組と出会った。

あらすじを呼んで気になった方は以下続きをどうぞ。
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 二人組の先頭にいた老人がランタンの光をマリーの顔に向けた。
マリーはまぶしくて片手で光をさえぎり、片足を半歩さげて少し身構えた。
スティーブはマリーの後ろに隠れていた。
先頭の老人は長い眉毛と髭を蓄えており仙人のような風貌をしていた。
「思ったより早く発見したもんじゃな。さっさとつれて帰ろう。」
その老人はもう一人に言った。
「えーと、お前さんと、後ろの小さいのと二人かな?」
マリーたちに話しかけた
突然現れた二人の老人に連れて帰ると言われて戸惑った。
マリーは警戒心をとかずに不遜な態度言った。
「あなたたちは…誰ですか?」
自分達がさ迷っているという不利な状況を気取られないようにするにはこれが精一杯だった。
「ええんじゃ、ええんじゃ、怖がらなくても。記憶がないんじゃろ?ここがどこかわからないんじゃろ?
ココに来たもんはみんなそうなんじゃ。」
先頭の老人は孫を諭すかのようなやわらかい声で、うん、うんとうなずいて言った。
「ワシらもそうだったんじゃ。もう何年も前のことだで。」
長く伸びた眉毛と髭で表情は読み取れないが、ニカッっと笑ったように見えた。
「こんな暗くてほこりっぽいところは早くでよう。さあ、おいで。」
そう言って踵を返して歩きだした。
「ねえ、マリー。どっちみちココにいてても仕方ないよ。とりあえず彼らについていこう。現状を把握するにはそれが最善だと思うよ。」
いつの間にかマリーの肩によじ登ったスティーブが囁いた。
「OK。それよりこのまま私の肩にのったままなの?」
不機嫌そうなマリーの質問にスティーブは聞こえない振りをした。


「さきほどはみんな記憶がないとおっしゃられていましたが、他にも私たちみたいに記憶がない人がたくさんいるという意味ですか?」
老人達が照らした弱い光を追いかけながらマリーは少し低い声で尋ねた。
「そうじゃよ、言葉通りみんなじゃ。ここに来たものはみんな、過去の記憶がないんじゃよ。」
「全員、ですか。みんな何かしらの原因で記憶を消されここに連れてこられた、ということでしょうか?そしてここはいったいどこなんですか?」
「ここは第109自治政府が管理している「23番受け入れ管理塔」じゃよ。政府発表では、塔の上層部は異なる世界からの転送先になっていて、みんなどこかの世界からコチラに転送してきたんだと。そして転送時における肉体の分解から再構築の際に記憶喪失の後遺症が発生するということらしい。ただ、異なる世界がどんなところか、どうやって転送されてきたのか、それは政府にもわからんそうじゃ。」
はじめから用意していたような説明を淡々と話した。
「詳しいことが聞きたかったら、一階の窓口で仮移民登録をしてもらう時に担当者に聞いてみな。」
「仮移民登録?」
「そうじゃよ。塔での登録は仮じゃから、30日以内に最寄の街の役所で本登録して移民証明書をもらいな。
それがあんたの身分証明書になるからな。配給、宿、仕事の紹介などで提示する大切なもんだからな。」
「はあ、そうですか。」
受け入れという名が付いているだけあって、現れた者はすぐに管理下に置いて保護をするシステムか。非常に効率が良いとはいえ塔の一階に受け入れ窓口を設置しているとは、現在歩いている古代遺跡の通路を連想させるこの廊下からは想像もつかなかった。
「あなたはなぜ私たちを案内するのですか?」
「それが仕事だからじゃよ。この塔は1階のみ外と自由に行き来できるが2階以上に上がるための階段やらエレベータの扉が固く閉じていて自由に開けることができない。
しかし1日になんどか、無数にある階段かエレベーターのどれかが開いて上層階に登れる。しかし行ける階はひとつだけ。
そこに行くとお前さんたちのような者がおる。
そんな者たちを保護して下に案内するのがワシらの仕事じゃ。
そして一階の窓口で仮移民登録をすれば、晴れてこの世界の一員じゃよ。わすれるな、30日以内に本登録をするんじゃぞ。」
「日に何度かって言ってたけど、そんなに頻繁に僕たち見ないな人が塔に現れるのかい?」
スティーブが尋ねた。
「そうじゃよ、おチビさん。一日平均30人ぐらいが塔で保護して受け入れている。」
結構な数だと驚いてマリーとスティーブは声を上げた。
それを察したのか老人は付け加えた。
「ちなみにこの自治政府内では、受け入れ塔は205もあってここは23番目じゃ。どこも一日平均30〜40名を受け入れるから全体で一日700名ほどが移民として登録されることになるわな。」

老人の話が終わるころには口を開けたエレベータ前に着いていた。
大人が5人ほどしか乗れない小さなエレベータだ。
全員エレベータに乗り込むと勝手に扉は閉まり、下降を始めた。
かなりの降下速度を感じてマリーたちは不安になったが、数秒たらずで速度は弱まり一階で停止した。
音もなく扉が開き一階に足を踏み入れると、いままでとは違った光景にマリーたちは驚いた

続く

made_again_012.jpg
2016-04-07 : Made Again : コメント : 2 : トラックバック : 0
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泉 坂

Author:泉 坂
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